パンダ工房@創作メモ
創作作業報告+ネタなど。
【あらすじ】
ダンジョンに税金がかかるアディーン王国連邦。
「冒険者ギルド」の「ダンジョン監査官」と呼ばれるエージェントたちは、
税金を支払わないダンジョンマスターと日夜戦っていた。
そんな監査官の一人・レーヴァテインとその助手シャムシール。
2人は、調査の為に表示レベルより明らかに難しいダンジョンへと
挑むことになるが…
【ジャンル】
ドタバタダンジョンファンタジー
【キャラクター】
・冒険者ギルド(アドベンチャラー・ギルド) 通称Aギルド。
レーヴァテイン 少女/ダンジョン監査官
ダンジョンが適正なものかどうかを監査する「ダンジョン監査官」。
年若いが竜の化身で、何故冒険者ギルドにいるんだかは謎。
石橋を完膚なきまでに叩き潰して渡るタイプ。
ひとよんで"ダンジョン潰し"のレヴィ。
「冥界竜に地獄の番犬(ケルベロス)をけしかけるとは笑止千万!!」
「おい下僕。とっとと罠を解除しろ。煩くてたまらん」
シャムシール 青年/ダンジョン監査官助手
レヴィの助手の頼りなさそうな青年。ツッコミ役・苦労人。
元ダンジョンマスターで99Fからなる難攻不落のダンジョンを運営していたが、
レヴィに違法な罠などを摘発されて職を失う。紆余曲折有ってレヴィの助手に
なったらしい。
石橋はちゃんと調べたいんだけどレヴィのせいで毎回調べられない。
罠の分析と設置が得意。
「化け物だ、やっぱりこの人化け物だ」(ガタガタ)
「俺、元自宅警備員なんで無理です。」(きっぱり)
アーサー 少年/ダンジョン監査官見習い
帝国立魔法院を卒業したばかりの新卒監査官。おどおどしていて気が弱い。
師匠のマーリンに命じられ、一人でダンジョン監査に向かうことになるが…
「ええっ!?僕一人で行くんですか!?」
「やめてよ、おばけが出たらどうするのさ!」
ランスロット 少女/ダンジョン監査官見習い
アーサーの同級生。何かにつけて出会ってしまう腐れ縁。
アーサーと同じダンジョン監査官。
いじめっこ。あとツンデレ。
「お前みたいな足手まといに助けられる筋合いはない」
「は、ははは、幽霊なんて非現実的なものが存在するはずないじゃないか!
……ないって言ってんの!!私は何も見てない!!!」
マーリン ダンジョン監査官
あらあらまあまあ系の女性。
アーサーの師匠。
「あらあらまあまあ、困りましたねぇ」
「ほら、共に危機を乗り越えるうちに愛が芽生えるかもしれませんし。……きゃっ☆」
・黒罠協会(ブラック・トラップ・ギルド) 通称Bギルド。
ダンジョンマスターらに罠や魔物を販売している商人ギルド。
違法迷宮管理者の個人情報の開示云々でモメたりしており、
冒険者ギルドとは反りが合わない。
黒罠協会のエージェントには、やや性格に難のある者が多い。
ノワール・ザ・ハッピー
黒のスーツ・黒帽・黒眼鏡に黒髪の長髪の怪しいセールスマン(もしくは女性?)。
黙ってれば美形。通常の黒罠協会のセールスの他に、「お客様の心の隙間を埋める」
と称して怪しげな魔道具を販売している。
魔道具には不思議な能力があるが制約がある。
大抵は、使用者は魔道具の使用の果てに自滅してしまうことが多い。
怪しげに笑ったり、どーん!とかする。(するだけ)
「ふふふ、お客様の心の隙間を埋めてさしあげたいだけですよ。
それではこの契約書にサインを」
「だからあれ程注意したのに……自業自得ですね」
エレミ(エレキテル・レミー22号)
黒罠協会が造りだした自律型営業用ゴーレム。
外見はネコ耳尻尾の女の子。なんかイラっとする口調。
ダンジョンマスターの元にやってきては、所持している異次元バッグから
便利な魔道具や罠などを取り出してくれる。でも有料(ぼったくり)。
しっぽが作動スイッチになっている。
色々な服装・性格の「エレミーズ」、子ども型の「ミニエレミ」という姉妹品がある。
「エレミは未来からやってきたネコ型ゴーレムだにゃん☆」
「おにいちゃん、エレミが手伝ってあげよっか?」
・カオス・ルーン・コミュニティ・ギルド 通称Cギルド。
魔法使いや魔女のほか、精霊や妖精を召喚する精霊使いや、
天地開闢(かいびゃく)の頃に存在したという真竜を崇める竜使いなど、
魔術や召喚術を使う者たちのコミュニティ。一応ギルドに分類されている。
まともな者も一応いるのだが、一部のトンデモ系ギルド員のせいで、
世間一般にはちょっと変わった組織扱いされている。
金銭感覚に疎いものが多く、慢性的に貧乏。
(Aギルドへの出向も金銭対策のひとつ。)
ネクロ
CRC(カオス・ルーン・コミュニティ)から冒険者ギルドへと出向してきているダークエルフ。
見た目は幼いが、中身はダメな大きなおともだちである。
レーヴァテインとは徹底的に反りが合わない。
似た者同士なのか、シャムシールとは意見が合うことが多いが、
萌えの基準でよく喧嘩する。何してんだ。
「何見てんだ、殺(や)っちまうぞ、コラァ!!」
「うるせー黙れロリ年増!冥界に帰れ!!」
プラチナ
CRCから冒険者ギルドへと出向してきている少女。外見は拘束具をつけたメイド。
実は魔法都市から脱走してきた魔法生物。
金属細胞から限定的に武器を生成できる機能を持つが、
プログラムのバグで武器の種類を問わず、無尽蔵に生成できる。
副作用として、多量の金属を摂取しないと身体を保持できない。
金貨やミスリルなど高価な金属が大好物なので、CRCの金欠の原因との噂も……
「安物の武器ですわね。美味しくありませんもの」
「私達を敵に回すと高くつきますわよ?」
・その他
英雄のなれの果て 青年
アディーン王国連邦に所属する小国出身。
16歳の時に勇者に任命され、魔王退治の旅に出るが、直後にダンジョン法が
施行され、魔王が法によって保護された存在となってしまう。
以来、存在意義を失って彷徨い歩いている。
現在はある違法ダンジョンの傭兵として監査官狩りをしている。
アウラ・ツヴァイ・ニノミヤ アディーン王国連邦宰相
ぐうたらな王族・貴族によって傾いていたアディーン王国を、
ダンジョン法を用いて立て直した宰相。
ダンジョン監査局・冒険者ギルドの最高責任者。
実家が貧しかった為、幼い頃は薪を拾い集めながら本を読んで勉学に励んだ。
【世界観】
・冒険者ギルドのある、商業主義なライトファンタジー世界。
・レヴィ達のいるアディーン王国連邦では、ダンジョンは国の認可の上で運営されている
施設である。(=税金がかかる)
・冥界(魔界)がある。魔界は何層かに分かれており、
第七層?には冥王の城がある。レヴィは冥王の城の元門番で、
監査官にフロムA(転職)した。
・ミリオン魔法学園シリーズ(「ゼロ先生の追試大作戦」「Wicca!!」)、
ちびまおシリーズ(「ちいさな魔王のおはなし」「まほ+つか」「メイ-オウ」)
の世界と同じ。
【エピソード集】
・レーヴァテインとドラゴンキラー
・アーサーとエクスカリバー