パンダ工房@創作メモ
創作作業報告+ネタなど。
まとめは下記に。
http://pfm.blog.shinobi.jp/Entry/399/
【声関連】
・柳さんよりリテボイス(再送)受け取り
・枯葉さんより返信受け取り
【絵関連】
・天月さんより状況受け取り
以上です!
ありがとうございます!
昨日は日曜でしたが作業があんまり進められず…
うーん、やっぱり土日はばたばたしちゃってます。
平日のががっつり暇なので、平日頑張ります!
と、今回も作業のおはなしなどを。
今回はログをどういう感じでシナリオに転化しているか、
をのんびりお話してみたいと思います。
かなりな長文ですよ。
さてさて、先日の日誌でヤマト国戦記の元はチャットのログだという
お話をいたしました。以下は実際に「ヤマト国戦記」をRPGとして遊んだ時の
チャットのログです。
ヤマト国戦記の前についている名前は、RPGの基本となるルール
(またはルールブック)の名前です。
直接関係ないのでここでは説明は省いてしまいます。すんません。
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GM:それではへろへろファンタジー「ヤマト国戦記」(今つけた)を
開始します!よろしくお願いします!
ソウ:おねがいします!!
ラナ:よろしくおねがいしまーす
ヘロス:よろしくおねがいします
シンシア:よろしくお願いします。
GM:さてさて、まずは皆さんの現状を。皆さんはとあるファンタジー世界にある、
冒険者養成学校の生徒(または先生)です。今は創立記念で長期の休み中
ですが、皆さんだけは学校に来て勉強をしています。
GM:何故かというと、皆さんは歴史のテストの成績がひじょーに悪かった
からです。ソウ先生は補習担当ということで(笑)
ラナ:すうがくのじゅぎょうであかてんとりました…まる(笑)
GM:…数学もか…じゃあ数学もやって(笑)
ソウ:「つー、わけで補修じゃ。皆精進が足らんのぉ」
ラナ:歴史だったか(笑)
GM:うん、なんとなく…(笑)
ラナ:うぃ、2つもらった(笑)
シンシア:「年号は嫌いです……」嫌いです(PLの意見を言わない)
ラナ:「むぅ、頭をつかうのはにがてなのですよ」
GM:そうか…(笑)
ソウ:「ラナ、御主は体育はいいんじゃがの……。学術もまた道の道と知れ」
自分のこと棚あげ
シンシア:歴史全体はうらみはないけどなぜか年号だけが覚えられないんだよ…(笑)
ヘロス:「歴史なんかに興味はないね」
ラナ:「えへん、槍なら得意ですよ」ブンブンと(こら)
GM:うん…覚えずらいしね…(笑)>年号
ソウ:「シンシアも体育は得意のようなのじゃが」
ソウ:「と、へロスは……なんで赤点組みにきとるのじゃ。他は良いのにのう」
ソウ:怜悧な知性、と聞くと論理的なのは得意そうだなとか思った(笑)
GM:あぁ…うん(笑)
ヘロス:うん、知性・体力・外見すべてよし。問題は性格のみと言う(笑)
ソウ:なるほど(笑)
GM:…やな人じゃん(笑)
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(笑)が多すぎる気がする。
…とまあ、それは置いといて、これじゃ台本として使えませんね!
まず、会話の順番が前後している部分があるので、それを整理しつつ、
お話に関係ない地の文(「」がついてない文)はざくざくと消していきます。
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GM:さてさて、まずは皆さんの現状を。皆さんはとあるファンタジー世界にある、
冒険者養成学校の生徒(または先生)です。今は創立記念で長期の休み中
ですが、皆さんだけは学校に来て勉強をしています。
GM:何故かというと、皆さんは歴史のテストの成績がひじょーに悪かった
からです。ソウ先生は補習担当ということで(笑)
ラナ:すうがくのじゅぎょうであかてんとりました…まる(笑)
GM:…数学もか…じゃあ数学もやって(笑)
ラナ:うぃ、2つもらった(笑)
ソウ:「つー、わけで補習じゃ。皆精進が足らんのぉ」
ラナ:「むぅ、頭をつかうのはにがてなのですよ」
ソウ:「ラナ、御主は体育はいいんじゃがの……。学術もまた道の道と知れ」
ラナ:「えへん、槍なら得意ですよ」ブンブンと
シンシア:「年号は嫌いです……」嫌いです(PLの意見を言わない)
ソウ:「シンシアも体育は得意のようなのじゃが」
ヘロス:「歴史なんかに興味はないね」
ソウ:「と、へロスは……なんで赤点組みにきとるのじゃ。他は良いのにのう」
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だいぶ文量が減りました。ついでに誤字も直しました(笑)
次は、GMの説明文を省きます。
効果音や状況描写、またはキャラクターの台詞にそれとなく状況を
入れてみたりします。
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(平和ボケっぽい鳥の鳴き声+学校のチャイム)
(学校。ソウ先生が歴史の補習中)
ソウ:「つー、わけで補習じゃ。皆精進が足らんのぉ」
ラナ:「むぅ、頭をつかうのはにがてなのですよ」
ソウ:「ラナ、御主は体育はいいんじゃがの……。学術もまた道の道と知れ」
ラナ:「えへん、槍なら得意ですよ」ブンブンと
シンシア:「年号は嫌いです……」嫌いです(PLの意見を言わない)
ソウ:「シンシアも体育は得意のようなのじゃが」
ヘロス:「歴史なんかに興味はないね」
ソウ:「と、へロスは……なんで赤点組みにきとるのじゃ。他は良いのにのう」
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場所が学校であること、現在補修中であることがわかれば良さそうなので、
簡単に効果音と状況だけ説明することにしました。
また、補修についてはキャラクター達の会話に出てくるので、説明などは省きます。
あと、ラナの補習の数は物語上特に重要ではないので、残念ですが消しました。
とりあえずだいぶすっきりしましたが、ちょっと会話が物足りない気がするのと、
キャラクターの特徴をはっきり出したり、書きやすい文体にする為に
台詞を追加したり手を加えたりします。
また、残した地の文はキャラクターの台詞に混ぜるか、状況描写として処理します。
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(平和ボケっぽい鳥の鳴き声+学校のチャイム)
(学校。ソウ先生が歴史の補習中)
ソウ/so001 「うむ、全員揃っておるな。」
ラナ/la001 「はいっ!」
シンシア/si001 「はぁ~い」 (のんびり)
ヘロス/he001 「…はい」 (面倒そう)
ソウ/so002 「つーわけで、今日はこの間の歴史のテストの補習じゃ。
皆、精進(しょうじん)が足らんのぉ」
ラナ/la002 「むー、頭をつかうのは苦手なのですよ…」
ソウ/so003 「ラナ、おぬしは体育はいいんじゃがの…。学術もまた道の道と知れ。」
ラナ/la003 「えっへん!槍なら得意ですよ!」 (ブンブンと槍を振り回す)
ソウ/so004 「…はぁ。」 (溜息つく)
シンシア/si002 「う~、暗記は苦手です。年号は嫌いです~…」
(ノートを前にして知恵熱気味)
ソウ/so005 「シンシアも体育と音楽は得意のようなのじゃがな…」
ヘロス/he002 「歴史なんかに興味はないね」
ソウ/so006 「と、へロスは…なんで赤点組みにきとるのじゃ。他は良いのにのう」
ヘロス/he003 「今回はちょっとしたミスが有っただけさ。」
ソウ/so007 「…ミスってなんじゃ、ミスって。おぬしまさか毎回カンニング…」
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上記で残った文を元に脚本化したのが上記です。
・最初にどんなキャラが何人いるのかわかりやすくする為、返事の場面を追加
・キャラクターの性格を踏まえて補足を追加、台詞を変更・追加
・やや説明不足な点を踏まえて台詞を追加(先生の台詞など)、補足を追加
など、いろいろ変更を加えてみました。
上記には台詞番号も書いてありますが、書きあがってから変更することが多いので、
大体は空欄にしておきます。んで、最後にまとめてばばばー!とつけます。
とりあえずはこんな感じで完成です!
作業順は前後することもありますが、だいたいは上記の手順でシナリオ化
しております。
あと、会話シーンはあんまり問題ないのですけど、
戦闘の場面はほぼ書き下ろさないといけないので苦労しております…とほほ。
ということで以上、裏話でした!
やっぱり長くなりました。
読んでくださった方、おつかれさまでした!